『延喜式』記載の古社

 高鉾神社と吉野山口神社の創祀は必ずしも明らかではありません。しかし、両社とも千年以上も前に作られた『延喜式』の「神名帳」に載っています。

 『延喜式』は平安時代の初めの延喜5年(905)に編集が開始された朝廷の法典集で、全国の神社の格式や祭神なども記載されています。

 ですから 両神社とも少なくとも1100年以上前に創祀されていたことがわかるのです。

龍門郷21カ村の惣社

 両神社とも豊かな水が安定的にもたらせることを祈り、豊作や豊かな生活、さらにその基盤となる健康をお祈りする神社として、龍門岳を取り巻く龍門郷(古くは21カ村に及んだと伝える)の惣社として人々の信仰を集めてきました。

「龍門大宮」とも称されてきました。