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6/30詩人池田克己龍門記念館がオープンします!

このささやかなファンサイトにはじまった顕彰活動が、池田家ご親族の皆様をはじめ、多くの皆様のご協力をいただいて、NPO法人「吉野龍門が生んだ詩人池田克己顕彰会」となり、このたび、私の自宅を記念館としてオープンさせていただくこととなりました。

池田克己は素晴らしい詩人であるとともに、すぐれた編集者であり、プロデューサーでもありました。

吉野大淀にはじまり、上海で、鎌倉で、詩誌の出版に心血を注ぎ続けた彼が目指したもの、それは、誰も支配せず、支配されず、ただ寄り添う「愛と誠実の共同」であり、「連帯」であり、「ぼうばくたる大星雲」でした。

彼の作品と生涯を伝えるこの記念館で、私も、同じ夢を追うことができたらと思います。

2025年06月24日

「未来忌」無事終了しました!

2025年2月11日、池田克己命日記念イベント「未来忌」が終了しました。

命日の2月13日に一番近い休日、建国記念日を選んで開催したので、上市の初市、国栖奏とかさなって、吉野はにぎやかな日でした。

「未来忌」は思いつくことを全部プログラムに組込み、非常にタイトなスケジュールで進行しました。出演者の皆様、関係者の皆様に心から感謝いたします。

そして、1時から5時までの非常に長丁場のイベントながら、会場には常に8割くらいの人が入っていてくださり、お客様にも恵まれ、本当に嬉しい1日でした。

また会場には、池田家ご親族の皆様、日本未来派の皆様、奈良大学木田隆文教授がいらしてくださって、本当に、夢のようでした。

当日は2日前まで寒波の襲来、雪の心配、交通の心配にはらはらしていましたが、みんな蹴飛ばすような晴天で、池田克己が見守っていてくれる、喜んでいてくれていると確信せずにはいられませんでした。

これからまた、がんばりたいと思っています。みなさまよろしくおねがいいたします。

2025年02月14日

池田克己命日記念コンサート「未来忌」を開催します

奈良県吉野町出身の詩人、池田克己を顕彰するイベント「未来忌」は、

・上海時代の池田克己がモデルとして登場する高見順の小説「馬上侯」の上演
・池田克己逝去時に小野十三郎、植村諦、多田裕計、安藤一郎が詠んだ献詩の朗読
・池田克己作品と音楽のコラボレーション
・下市口居住時代に池田克己が尺八を学んでいたことにちなむ尺八演奏
・吉野町在住のピアニスト柴田光明が池田克己の作品に曲をつけ、演歌歌手・眞奈井八咫が歌い上げる歌謡ショー

など、多彩なプログラムを通じて、詩人・池田克己の足跡をさまざまな角度から紹介します。

日時:令和7年2月11日(火曜日)午後1時より
会場:吉野町立中央公民館大ホール
入場料:無料(18時からのスペシャルコンサートは2000円)
主催:SPOONFUL MUSIC
後援:吉野町・吉野町教育委員会・Con La Musica

 

2025年01月09日

高島高詩集全集様よりリンクしていただきました!

「日本未来派」同人の詩人・高島高さんの詩集を掲載しているサイト「高島高詩集全集」さんよりリンクしていただきました。

北アルプスを望む新潟県・滑川市より「日本未来派」に投稿を続けた詩人・高島高さん。池田克己は、共通の友人であった山之口貘さんと共に彼を訪ねたいと願いながらも、叶わないまま亡くなり、その二年後、高島高さんは惜しまれながら44歳で亡くなりました。

こちらのサイトでは、高島高さんが生前に刊行した詩集を現代仮名遣いで復刻、全編掲載されています。

https://takashima-takashi.jp

2024年10月23日

永瀬清子生家保存会さんのホームページで紹介していただきました!

詩人・永瀬清子さんを顕彰、生家を保存活動されているNPO法人永瀬清子生家保存会さんのホームページで紹介していただき、リンクコーナーに掲載していただきました。


「清子だより」紹介ページ


リンクページ


詩集「諸国の天女」「あけがたに来る人よ」などの作者で、美智子皇太后が愛し、英訳・朗読した詩人としても知られる永瀬清子さんは、「日本未来派」の同人で、吉野町に建てられた池田克己詩碑の除幕式にも出席されていました。

永瀬清子さんの出身地である岡山県赤磐市には今も永瀬清子さんの生家がNPO法人永瀬清子生家保存会の皆様の尽力によって保存され、「紅梅忌」「永瀬清子現代詩賞」ほかイベントが行われています。

紹介ページには、「日本未来派詩集」に掲載されている永瀬清子さんが生家を思って書かれた詩「この家が好きだった」が転載されていますので、ぜひご覧下さい。

NPO法人 永瀬清子生家保存会ホームページ

2024年08月16日